2018年05月05日(Sat)

知の冒険 「神の数式」を捜せ

今朝はお天気良く、南風が入って久しぶりに波風を楽しむことが出来ました。
5〜8m強かな?上がったらパドルもカヤックも転がっていきます。
小さな河北潟でも波が立つので、良い練習になります。
風を読み、波を予想し、より安全な進路を探る練習ですね。

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波が育ち風も強い危険区域を避けて、南岸沿いに進みます。
行きは強力な向かい風でしたが、進まないと思っても5km/hくらいでていました。
より安全ながらも、速く到達するためにはどこで転進するか考えながら。
帰りのダウンウィンドは波と戯れつつ。
全てを忘れて漕ぎ続け、終わってみれば2時間半も経っていた浦島太郎の帰還でした。

5月の連休中に何しているかというと、NHKスペシャル「神の数式」の第1回から4回までの完全版を、通しで視聴してました。
どんな顕微鏡を使っても、物の最少構成である素粒子までは見えません。
この世を存在たらしめている物は何なのか、それを解明する物理学者達の壮絶な研究のドキュメンタリー番組です。

素粒子の存在と重力との関係を正しく表現する数式があれば、宇宙のあらゆる現象を説明できるはず。
それは「神の数式」と呼ばれ、物理学の最先端の研究課題ですが、未だ完成していません。

この番組でノーベル賞受賞者 南部陽一郎さんも登場し、理論物理学の発展に欠かせない存在であったことを知り、日本人として嬉しく思いました。
第一回を見て、面白くて最終回まで見てしまいました。

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間違いなく、僕たちは存在しているけど。
なぜ存在できるのかを証明する物理学の理論が、まだ見つかっていない。
物理学の進歩の歴史に名を刻む天才的な物理学者達でさえ、ことごとく壁にぶつかり挫折します。
一時期、重力は存在せず、したがって物質も存在できないという結果になり物理学者達は頭を抱えていた。

近年になって、素粒子は点ではなく紐が輪になったような物であるという超弦理論が生まれ、問題が解決されたように見えたが、宇宙は11次元の世界としなければ説明がつかないそうです。
一番進んだ理論は、超弦理論を発展させたM理論というものですが、この理論も証明されていない。

僕たちが感じられるのは空間の3次元と時間を合わせた4次元の世界です。
11次元だとすると他の7次元はどこにあるのかというと、素粒子を論ずるミクロの領域に存在する。
理論物理学のつじつま合わせの空論のようにも思えるこの理論も、巨費を投じた最新の実験施設によって証明されようとしている。

宇宙はどのように始まったのか?
それは偶然始まったのか、誰かが始めたのか?
いつか解明されるかもしれませんね。
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せっかくの連休にカヤックのネタじゃなくてすみません。
ちょっとだけ科学者達の知の冒険の旅を覗き見られた一時でした。
たまには、こんな知のお散歩で想像を膨らませるのも良いんじゃないかと思います。

posted by エイ at 09:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | つれづれ想