カヌーのトレーニングはもう外へ漕ぎに出なくて、すっかりシーズンオフモード。
カヤックトレーナー1.5号機で何とか運動を続けています。
11月に発電マシンとして使って以来、ロープがC1の設定になっているのでC1で運動してみた。
下半身というか足腰にメッチャきます。
僕のようなフィットネス目的で漕ぐ人にはC1漕ぎの方が良い感じです。
2号機の製作は、
カヤックトレーナーのセンサー基板3種類、無事にテストを終えました。
ホールセンサー:磁気を検出する(磁石の接近でOFF/ONする)
フォトセンサー:白黒パターンの変化、または光の透過量でOFF/ONする
温度センサー:温度の測定
ちゃんと動いて当たり前、なんですけど。
センサーの動作点(どれくらいの距離で反応するか)を確認してメカとセンサーの位置関係を把握しておく必要があるのです。
これは基板にマヌキュアをしているのではありません。
ハンダの付けの際に塗布したフラックスやヤニをきれいに除去するために、フラックスクリーナーを塗るところです。
フラックスクリーナーは嫌な臭いなんだ。
歯医者で麻酔を討たれたような臭い。
洗浄しなくても動くことは動くけど、フラックスの残によってトラブることもあるので、このクリーナーを塗って拭き取ります。
エレクトロニクスの世界はクリーンなイメージがあるけど、きれいなことばかりじゃなくて。
他の工業製品と同じで、現場ではいろいろ薬品を扱うし、煙も吸うし、火傷もする。
けっこう汚れ仕事なんです。

今日はコントロール基板のICを実装しています。
小さい部品から順に実装していきます。
マイクロコンピューターの足ピンピッチは0.5mm、かなり細かい作業です。
普通はこんなチップ部品の実装は機械の実装機を使います。
しかし製造の数量が少ない場合はこのように手作業で実装していきます。
これはなかなかの職人芸なんですよ。
