2019年02月06日(Wed)

日本のカヌーをもっと面白くするには

競技カヌーをやって面白いかどうかは別として、自国の選手がオリンピックで勝てる競技は国民的に注目を浴びるし、ヒーロー、ヒロインの誕生に心躍りますよね。
日本のカヌー界の最近の動きについて、感じたことを書いてみました。
もちろん競技カヌー部外者としての立場ですが。

先日のエルゴ講習会では有名なフィン・ラーセンコーチがデンマークでのスポーツの育成についても教えて頂きました。
デンマークでは子ども達は何かのスポーツのクラブに所属します。
日本でも小さい規模の物はあるし、少年野球チームもそうですがスポーツ人口は少ないです。
朝7:00から9:30までスポーツクラブでトレーニングをするそうです。
子ども達の朝のスポーツ活動のために学校の始業時間が9:30になっているのです。
日本では考えられないことですね。

そういった仕組みによりスポーツに取り組む時間があり、専門のコーチに指導を受けられる中で強い選手が育ちます。
デンマークのルネ・ポールセン選手は世界選手権などでメダルをいくつも獲得したスター選手です。
少年の頃ラーセンコーチの教えるクラブでトレーニングして上達し、国代表の強化チームに入ったそうです。

日本は育成の仕組みが遅れています。
育成の仕組みが弱い以上、世界で勝つためには自分で何とかするしかない日本の現状。
卓球や体操の選手だった親に英才教育を受けた子ども達がオリンピック世代になって世界に飛躍しています。
最近では陸上短距離や水泳でも体格負けせずに活躍されています。

日本のカヌー界では昨年「カヌーホーム」という組織ができました。
既存の仕組みだけに頼ろうとせず、カヌーに携わる指導者たちが自らできることを始めようと社団法人として立ち上げました。
この一年の活動を見ていると、各地のカヌー部を見て回り日本の現状を把握することから始め、「エルゴ選手権」というエポック的な催しでカヌー界に一石を投じたと思います。
海外のエルゴメーカーからサポートチームを呼び、有名コーチを招き、費用も相当かかったと思いますが。
おそらく手弁当で始めて資金も少ないだろうに、良くこれだけのことができたと感心しました。
「カヌーホーム」にはこれからも頑張って欲しいと思います。

20190206-1.PNG
「カヌーホーム」の火を消さないために
結成してまもない「カヌーホーム」を資金面で応援することができます。
少ない金額でも良ければ支援したいと思った方は一緒に応援しませんか?
僅かなポケットマネーでも支援者が増えれば力になる。
「カヌーホーム」支援の窓口はこちらです。 https://www.canoehome.or.jp/

posted by エイ at 08:26 | Comment(2) | TrackBack(0) | つれづれ想
この記事へのコメント
今世界で活躍しているアスリートはほぼ例外なく幼い時から競技経験者の親に鍛えられていますよね。

卓球は自宅練習が可能なため余計顕著です。

我がカヌー界のハネタクこと羽根田卓也選手も同様で、あるレベル以上になり親の手に負えなくなるとその競技先進国に留学させたりしています。

これを日本で第三者が行おうとすると莫大な費用と労力が必要でしょう。


加えて親子間だから許される愛の鞭的スパルタ教育は第三者間ではその匙加減が極めて難しいと思います。下手をすれば直ぐパワハラだ、セクハラだと訴えられかねません。

問題は山積していますが、オリンピックでのメダル量産を目指すなら旧共産圏的英才教育を最新のテクノロジーと心理カウンセリングで噛み砕いたような手法が必要な気がします。

Posted by タムテツ at 2019年02月08日 11:22
タムテツさんのおっしゃるとおりだと思います。

カヌーホームが目指している「カヌーアカデミーの創設」がどんな物になるのか?
アカデミーに上がる前の年齢へのスポーツ教育も大事ですし。
やることが多いですね。

「カヌーホーム」の動きを見ていると、ポイントを掴んで着実に進んでいるように見えます。
最終的には世界を目指す選手から選ばれる場所になればいいし、カヌーの楽しさを広く知ってもらう催しの企画にも期待しています。
Posted by エイ at 2019年02月08日 16:43
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