2020年07月31日(Fri)

琵琶湖横断の航路図とコンパス航法

先の琵琶湖横断ではGPSを使わず、コンパスと視界を頼りにナビゲーションを行いました。
実は未踏の水域でこういうことは初めてでした。

事前に地図を読んでコンパスの進路をしっかり調べたので、大ハズレはないだろうと思っていた。
結果やいかに??

今回のジグザグ横断コースの航路図。
地図にはコンパスの座標と距離を書き込んである。

20200731-1.png

多景島から対岸のポイント「あのベンチ」の南下コースで2Kmズレました。
この距離で2Kmのズレなら大ハズレです。
何が悪かったのか、もう一度地図を見直すことにしました。

実はこの地図はかなり古いものらしく、道路や施設などが今の地図と異なっています。
今の地図で探した目的地をこの地図にマーキングする時、位置を間違えていました。
ほぼ2Kmズレたところにマーキングしてコンパスの座標を決めていた!!
おかげで進路も20゚ずれて漕ぐことになったのです。
大海原でこんなミスをしたら海の藻屑になっちゃうね。あせあせ(飛び散る汗)
次回は気をつけよう。

現場でのコンパス航法の実施はちゃんと予定のコース上に乗っていて、精度良くナビゲーションしていたことが分かりります。
風も弱く恵まれていたとはいえ、上出来です。

進路の座標(コンパスが示す角度)を計算する手順も学んだ。
地図上の「磁北線」は磁石が北を指す線のことで、この辺りでは真北から7.5度傾いている。
真北ではなく磁北線がコンパスの0度になるので、磁北線を基準にして進路の角度を地図に書き込みます。

進路と磁北線との角度を測る道具はいろいろあるようですが、分度器付きの三角定規が一番シンプルです。
僕が持っているのはオモチャみたいなものですがちゃんと使えます。
20200728-2.png
海図用のちゃんとした三角定規だと数千円するみたいですが、少し使いやすい程度の差、かな?
まず地図に磁北線を引きます。
地図上に南北に走っている経線から角度7.5度の線を引けば磁北線です。
漕ぐ水域の真ん中と必要なら平行に何本か引いておけば作業が楽になります。
平行な線を引くために三角定規ともう一本定規を使います。

地図上に航路の線を引き、磁北線との角度を求め、書き込みます。
角度と距離(移動時間)を地図に書き込めば、ナビゲーションのデータができるという具合です。

Googleマップはお手軽で非常に有用な地図だけど、国土地理院の地図も役に立ちます。
詳細な地図上に磁北線を表示できるので、その地域の磁北線の角度が分かる。

20200728-3.png

地図閲覧時に[ツール]ー[その他]を開き、磁北線を表示させる。
7度30分(7.5度)のズレが表示される。
国土地理院の地図と言えば昔はたしか有料コンテンツで利用しにくかったなあ。
おそらくGoogleマップのおかげで一般開放せざるを得なくなったのでしょうね。
立派なデータも使われなければ意味が無いですからね。あせあせ(飛び散る汗)

コンパスタコの使用感
タコ足のようなコードで固定するコンパスですが、視認性は充分に良く方位も正確でした。

20200728-4.png

コンパスの角度を地図上の進路に向くように漕ぐだけですが、風や潮流があるともっと複雑になるでしょうね。
漕いでいると船のバウがあっち向いたりこっち向いたりするので、10度〜20度くらいはブレながら進みます。
コンパスを睨めっこしながら進むよりも、コンパスが示す進路上にある遠くの目印を見つけて漕いだ方が良いみたいですね。

posted by エイ at 19:44 | Comment(2) | TrackBack(0) | シーカヤック
この記事へのコメント
最近?ではコンバスも行方不明のまま20年・・・
紀伊長島では目視を誤り20kmちょいのコースが
30kmになっちゃいましたね。
お勉強しなおしですね 最も長距離を漕ぐことは
まず無くなったと思いますが。。。海図どこ?行った?
Posted by おおぼら at 2020年08月01日 07:52
コンパス航法は思うようにいかないこともありそうですね。
そこがまた面白いかもしれない。
Posted by エイ at 2020年08月01日 11:53
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