こういうものは木を削って作るのが本筋だと思いますが。
そんな優雅な時間を味わうゆとりが無くて困ったもんで。
3Dプリンターで作ってみました。
カヤックエルゴ1.5号機をC1漕ぎして40日が経過、体が少し順応して続くようになってきた。
K1漕ぎに比べて脚は当然のことながら、胸筋や腰回りの筋肉に刺激が入ります。
使っているパドルはシャフトをカットした簡単なもので、トップの握るところ(グリップ)が付いていない。
これだと漕ぎにくいのでグリップが欲しくなりました。
シャフトに嵌まりそうなグリップが見つからないので作っちゃうことにしました。
まず、シャフトの内径にピッタリのグリップを作図してみた。
3D-CADに慣れるとこれくらいのものは10分程度で書けます。
あとは3Dプリンターで出力して研磨仕上げしたら完成。
グリップと心棒の繋ぎ部分に相当な力もかかるので、強度も必要です。
材料にはポリカーボネート樹脂を使いました。
出力に6時間かかるので、夜に開始して朝起きて見たら出来ていた。
3Dプリンターで出力したものは表面がザラザラしているので、紙やすり等で研磨してやる必要があります。
手で握るところなので念入りに磨いていくと、しだいに滑らかになって感触が良くなってきます。
堅さもしっかりしているし、使えそうです。
完成写真
さらにテープを巻いてマイルドなグリップ感になったよ。