1年間、カヌーホームのオンラインアカデミー(Bコース)に参加してカヌースプリントの技術を学んできました。
Bコースは交流コースなので、スプリントカヌーの経験がない僕でも参加できる1年間のオンライン講座です。
現在は2期目の講座がスタートしています。
1期の受講者向けに同窓会合宿をやることになったので、参加してきました。
オンラインで学んできた仲間たちとも再開できます。
なにより日頃の練習で抱えている疑問・課題を解決するチャンスです。
富山県 上市カヌー競技場の艇庫前
静かな水面はカヌー講習に最適の状態でした。
水上練習の開始
最近の練習では足を蹴ってパドルへのパワーを加速させることを意識してきたが、どうもイマイチパワーが出ない。
その辺を合宿で教えてもらいたいという思いがありました。
始めは自艇での漕ぎをコーチに見て頂き、次に2人艇の後ろに乗って教えてもらう。
コーチが前で受講生が後。
最初はコーチのパドルに合わせようとしたが合わない。
パドルではなく体の動きを見るようにと指摘される。
後ろに乗っているとコーチの身体の使い方(体のローテーション)がよく分かった。
バランスを保つためにセンターを保とうとしてはダメ、5点フレームがローテーションするために体の軸も移動することがよく分かった。
その体の動きを真似することによって課題だったパドルにパワーが乗らないことも解決できたようです。
以前より長くパドルの重みを感じることが出来るし艇の走りも良くなった。
2人艇の前に乗り、後ろに乗っている生徒の動きを修正してしまう尾野籐コーチ、やはりすごいスキルを持った人です。
これまでの動きと、修正を意識した動きを交互に行う。
このことを自ら行って比較できることが重要だと語る。
艇庫に戻って座学講習、エルゴを使って体の前の空間について教えてもらう。
すごく適切なアドバイスをもらって、乗艇でもこれまでの漕ぎを改善できた。
参加者の各自が課題を克服するノウハウを持ち帰ることが出来たようです。
とても有意義なカヌー合宿になりました。