2022年11月05日(Sat)

3Dプリンターで依頼品の製作

某カヌークラブから依頼されたパーツの製作です。
3Dプリンターの空き時間を使って作ります。

ちょっと複雑な形状で強度が必要。
フィラメントは強度のある「ナイロンとカーボンファイバー」複合材を使用する。

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強度面で難易度のある製作でした。
これまで幾通りかの試作を行い、どの方向に強度が必要か、自分も分かってきたし客側にも3Dプリンターの仕組みと特性を理解していただいた。
カヌークラブと知恵を出し合い、最良と思われる積層方向が決まった。
横に立てて出力することで必要な強度が出そうだ。

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3Dプリンターは空中部分に造形できないので、サポートも印字して造形完了後にサポートを取り除くようにしている。
青い部分がサポートです。
この部分は本体に弱く接着しているので、ペンチやドライバーの先で取り除くことが出来ます。

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5cmくらいの小さなものだが、細かい積層ピッチで作るので1個作るのに4時間半かかる。
実際の出力
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自分の小さな工作は、BRAUNシェーバーの電池交換です。
使いやすくてお気に入りのシェーバー。
15年以上使っており、刃の部分も交換して使い続けていたがついにバッテリーが弱ってきた。
中を開けてバッテリー交換を試みた。
失敗したらしょうがないので新しいのを買おう。

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カバーを外すのはなかなか難しかったが、ネットで探してみると分解した先人を見つけたので、ありがたく参考にさせてもらった。

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単三形ニッケル水素電池が2本使われていたので、エネループに交換した。
シェーバーは見事に生き返り、以前よりもバッテリーが強化された。
よしよし。


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2021年11月13日(Sat)

工作ースポーツウォッチホルダー

雨続きで外の活動が中断しているため家の中でできる工作というか、活動への準備です。

デッキが狭いカヤックにGPS搭載の時計を置くホルダー。
某県カヌー協会副会長のお勧めのSUUNTO5をセットする予定。

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参考にした製品は JANTEX GPS WATCH HOLDER。

JANTEX GPS WATCH HOLDER.JPG



100均で吸盤を見つけたが、使えるかなあ?

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パイプに止める方法もあるけど、Rがきついのでベルトが傷みやすい。
そこで、Suuntoの箱に使用されている楕円形のホルダーでデザインしてみた。

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できあがり。

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またつまらないものを作ってしまった。あせあせ(飛び散る汗)

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2021年02月06日(Sat)

新兵器(工具)マルチツール

今日は予想よりも天気が良くて外で作業台を作ります。

工具大好きなんですが、趣味だったのが最近はプロ用の工具も増えてきた。
カヤックトレーナーの仕上げ精度を良くするため、プロ用のツールに入れ替えています。

今回はHikokiのマルチツールという工具。

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先端の刃先が振動して、掘ったり削ったりすることができます。
大工さんのノミを電動工具化したような感じです。
これがあると溝掘り作業の仕上げ加工が楽にできるのです。

プロ用はパワーの余力があるので、仕上がりが良いみたい。
良い工具を手にした感激。
道具から入る私?

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posted by エイ at 13:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小さな工作

2021年01月30日(Sat)

サンディング台の作成/サイエンス週間

今週はサイエンスカフェに5回も参加するという、サイエンス週間でした。
研究者が見ている世界を少しのぞき見させてもらう感じです。

今週のカフェでの驚きは、ゴロゴロの落雷は本当は落ちていないというもの。
いや落ちているでしょ、この目で見ているから。
しかし、最新の研究でカミナリは落ちていないことが分かっている。

それは地表から雲に向かって上る電気の放電現象でした。
カミナリのメカニズムはちょっと複雑で、雷雲から糸のような通路が地上に向かって延びてくる。
その通路を這うようにして地表から上空への放電が起きる現象なのです。
その様子を高速度カメラの映像を見ると、確かに地表から光の柱が出ています。
一瞬の出来事だから落ちたように見えるんですね。
まるで初体験の世界が、ここにもそこにも、まだまだ人生いろんなことがありそうな気がしてきます。

昨晩から北陸は三度目の雪ですが、今回はたいして積もりません。
夜になって雨に変わり、今回もカヌー雪遊びはできませんでした。
僕が子どもの頃は毎年30cm〜50cmくらいの積雪があって、しばらく積もったままでしたが。
今は雪が積もっても3, 4日で溶けてしまう。
地球温暖化を感じます。

外の作業ができずにいるこのごろですが。
今回はトレーナーの木部を加工する準備の一つ、サンディング台を作っています。
カットした木材は角を丸めるサンディング作業が欠かせません。

手持ちのベルトサンダーを台に固定して、固定式のサンディング台を作ります。

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集塵用のホース差し込み口を付けて、かなりいい加減な設計だけれど、使えればいいや。



完成!

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設計通り完成した、が!
動かしたらベルトの回転方向が逆だよ!
あれ?ちゃんと確かめたつもりだったけど。
作り直しか?(泣)

−−− その後、上下ひっくり返しで完成

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posted by エイ at 22:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小さな工作

2021年01月16日(Sat)

パドルグリップの製作

こういうものは木を削って作るのが本筋だと思いますが。
そんな優雅な時間を味わうゆとりが無くて困ったもんで。
3Dプリンターで作ってみました。

カヤックエルゴ1.5号機をC1漕ぎして40日が経過、体が少し順応して続くようになってきた。
K1漕ぎに比べて脚は当然のことながら、胸筋や腰回りの筋肉に刺激が入ります。
使っているパドルはシャフトをカットした簡単なもので、トップの握るところ(グリップ)が付いていない。
これだと漕ぎにくいのでグリップが欲しくなりました。

シャフトに嵌まりそうなグリップが見つからないので作っちゃうことにしました。
まず、シャフトの内径にピッタリのグリップを作図してみた。
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3D-CADに慣れるとこれくらいのものは10分程度で書けます。
あとは3Dプリンターで出力して研磨仕上げしたら完成。

グリップと心棒の繋ぎ部分に相当な力もかかるので、強度も必要です。
材料にはポリカーボネート樹脂を使いました。
出力に6時間かかるので、夜に開始して朝起きて見たら出来ていた。
3Dプリンターで出力したものは表面がザラザラしているので、紙やすり等で研磨してやる必要があります。
手で握るところなので念入りに磨いていくと、しだいに滑らかになって感触が良くなってきます。
堅さもしっかりしているし、使えそうです。

完成写真
さらにテープを巻いてマイルドなグリップ感になったよ。
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2021年01月11日(Mon)

ライトパドルの作り方

週末は大雪で連日の雪かきです。

玄関前の通路の壁は高させいぜい60cmほどですが、ローアングルで撮ると「黒部アルペンルート」みたいに迫力あります。あせあせ(飛び散る汗)
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カヌーで雪遊びしたかったけれど、家周りの通行と安全確保で遊びに出かける余裕がない。
雪が落ち着いたら漕ぎに出てみます。

あまり書く記事もないのでLEDテープを使った「ライトパドル」の作り方でも書いてみます。

前回紹介した「ライトパドル」、作ってみたら簡単にできちゃいました。
誰にでもできる「ライトパドル」の作り方を紹介します。
やってみたい人はチャレンジしてみてください。

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この写真では緑色に発光していますが、点滅パターンや色の自動変化を選んで点灯させることができます。

使用するLEDテープは防水で長さが5m、裏側が粘着テープになっているので、このテープを買ってパドルに貼り付けるだけで完成です。

電源はモバイルバッテリー。
スマートフォンを外出先で充電するバテリーです。
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電源は普通のUSB給電式のモバイルバッテリーです。
バッテリーを持っている人なら、LEDテープを購入するだけ(材料費2,000円以下)でできます。

まずLEDテープですが
販売は「マルツ」という電子部品のお店。
Webショップもあるので、ネットショッピングで購入可能。
ここで売っています。
型番が EM-ULED-WCRGB-5M です。
防水で長さが5m、裏側が粘着テープになっているので、材料はパドルとこのテープだけです。

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リールに巻いて売っています。


店の売り場は
全国に10店舗あるお店です
Webショップじゃなく直接お店でも買えますが、型番を間違えないように。

作り方は
LEDテープの長さが5mなのでカヤックパドルの両サイドの外周に沿って貼り付けます。

うわっ、僕のパドルアップで見ると傷だらけ。
歴戦のツワモノですね。あせあせ(飛び散る汗)
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最初はLEDテープの先端をパドルの中心に貼り、パドル先端部に向かって貼っていきます。

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パドル先端部ではカーブしているので、LEDテープを曲げながら貼っていきますが、弾力性があるのできれいに貼ることはできません。
多少は浮いていても外れなければいいやっていうノリで貼っていきましょう。

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両端を貼って中央に戻ったところで、ヒモやインシュロックを使って縛って止めます。
テープに無理な力がかからないように工夫して止めてください。

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コントローラーにLEDテープの4ピンのコネクタを挿します。
LEDテープ側はこのように逆方向でも刺さるようなコネクタになっています。

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写真のようにコントローラーの△マークにコネクタの・の印を合わせて差し込みます。
方向を間違えないよう注意してください。

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コントローラーから出ているUSBケーブルを、モバイルバッテリーに接続したら電源が供給されて点灯を開始します。
コントローラーのMODE/DEMOボタンを押す度に点灯のパターンが変化します。
点滅パターンや、発光色が変化するパターンなどを楽しむことができます。

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LEDテープは防水ですが両端のコネクターは防水じゃないのでビニールで覆って水がかからないようにした方が良いかもしれません。

使い終わった後は?
再利用可能です、年末に玄関のイルミネーションなんかにどうでしょうか? あせあせ(飛び散る汗)
posted by エイ at 00:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小さな工作

2018年10月17日(Wed)

またつまらぬ物を作ってしまった−アオコくん(完成形)

形にすることが面白くて。
これのデザインでちょくちょく遊んでます。

アオコくんのデザイン完成
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アオコくんのデザインの移り変わり
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リアルなアオコくんです

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アオコくんとは
行幸湖のアオコの精霊です。
性格は"イタズラ好き"
アオコで緑色に染まった水面に緑色のサーフスキーが浮かんでいる写真からイメージが浮かびました。
アオコくんの使用方法は
特に考えていません。
ストラップ用の穴はあるので、キーホルダーになります。
アオコくんに向かって手を合わせても、アオコの大発生を抑えてくれることはありません。

−−− 追伸 −−−
ぶーみんさんが気に入ったようなので、ヒット商品にすべく量産化を目指しましたが、NHKドラマ「ちゅらさん」で倉庫に大量の在庫を抱えたマスコット人形「ゴーヤーマン」の二の前になる可能性が高く、商品化は諦めました。
結局、貰ってくれそうな人がぶーみんさん以外に見あたらないので、貰っていただきました。
来年は行幸湖のアオコが大発生しないことをお祈り申し上げます。
posted by エイ at 21:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小さな工作

2018年09月29日(Sat)

SSD交換終了

台風24号の次のが準備段階です。
宮古SKMに影響しなければよいが...
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自宅パソコンのハードディスク(SSD)は、某サーフスキーのような名前の860EVO(240GB)に交換されました。
パソコンの蓋の開け方を忘れていたので「どうやって開けるんだっけ?」から始まる。
C:ドライブのSSDをそのままで、860EVOに別のハードディスク用配線をつなげる(空いていなかったらどれかを外して)

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データのお引っ越し作業は簡単。
サムソンのサイトからお引越しツール「Data Migration」をダウンロードしてインストール。
ソフトを起動すると最新バージョンへバージョンアップできるようになっている。

ソフトを起動したら「開始」を押すだけでコピーが開始されます。
10分ほどでコピー終了。
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シャットダウンして古いSSDを外して860EVOに差し替え、ハードディスクの配線を元に戻す。
起動すると、元通り何もなかったかのように動きました。
SSDは小さくて薄いので、両面テープで張り付けて固定しています。

作業は30分ほどで終わりました。

posted by エイ at 07:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小さな工作

2018年09月26日(Wed)

860EVO

某、サーフスキーメーカーの製品ではありません。(汗)
自宅のメインパソコン(DELLのデスクトップ)は、時々フリーズするようになって久しい。
ただ、1分ほど待てば動き出す。
原因を探りながらも、その調子でずっと使っていたけど、消去法でいけばハードディスク(SSD)じゃないかということになりました。
中古のパソコンをSSDに換装して快適に使っていたけど、安もののSSDだったのが敗因か?
ということで、ユーザレビューの良好なSAMSUNGの860EVOに換装することになりました。
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パソコンの位置が奥まっていて、引き出してカバー開けるのが面倒です。
あ、もう時間が無いので、つづく

ちなみに、サイブレースの工作は3Dプリンターを分解チェック中で、進んでいません。
こちらもつづく。

実は3Dプリンターの操作パネル(タッチパネル)が不具合で、タッチ操作ができない。
画面の左半分がタッチに反応しなくなりました。
そこでパネルをバラして原因調査をしているところ。
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おっ、タッチパネル裏のフレキシブルケーブル、コネクタのロックが中途半端な位置になっている。
これが原因ならビンゴ賞ですが。
コネクタを入れ直して電源入れるも症状は改善しない。
全部のコネクタを入れ直しても改善しないので、もうタッチパネル自体の故障ですね。
タッチパネルはパーツで入手できるのか?

この3DプリンターはWiFi経由でパソコンから操作もできるので、タッチが効かなくても使用可能なのですが、タッチ操作できた方が使いやすい。
何とか直したいですね。

メーカー(日本代理店)にパネル交換部品を依頼したけど、サポートのQ&Aコーナーでタッチパネル故障の対応があったので見てみました。

なんと!
「有線のマウスを機械のUSBポートに接続し、有線マウスで操作できるかを確認してください。」
マウスが使えるんだってことが、初めて分かりました。
そんなのマニュアルに書いてなかったぞ!
もうマウス操作でいい、タッチ機能は要らない。

posted by エイ at 08:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小さな工作

2018年08月30日(Thu)

またつまらぬ物を作ってしまった−アオコ君

ここ津幡の漕艇場に学生さんのボートが増えたと思ったら、中央大学が合宿に来ているそうです。
大学は9月20日まで夏休みだから、いつまで居るのかわかりませんが、区長さんから自治会館に泊まっていると聞きました。
フォアのスピードが金大ボート部よりずっと速い、さすが。
普段は戸田で漕いでいて、藻から逃れたくてここまで来たか?
まあ、ここは静かでいい環境だと思います。

そういえばぶーみんさんが漕いでいる行幸湖の水面はアオコですごい緑色になっていましたね。
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アオコスキーとのマッチングが大受けしていたので、それに刺激を受けてキャラクター「アオコ君」を作ってみました。
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行幸湖のPRに...なるわけないでしょ。
またつまらぬ物を作ってしまった。
posted by エイ at 08:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小さな工作

2018年05月03日(Thu)

またつまらぬ物を作ってしまった(GPS台)

小物の工作です。
3Dプリンターで、こんなデザインを作りました。
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以前作ったスマホ台と似た形ですが、少しちがいます。
まだ何か分かりませんね。

シーカヤックのナビゲーション用にハンディGPSを持っているのですが、デッキの見易い位置に固定する台です。
ハンディGPSと小型のコンパスを見易い角度でデッキに装着します。
デッキのバンジーコードを使って止める様に設計しています。

3Dプリンターの出力時間は19時間、材料費は540円。
この形が出来た後、さらに一手間必要です。
連休中に完成する予定です。
この忙しい時に、またつまらぬ物を作っている。

−−− プリント中 −−−
中は6角柱のハニカム構造なので軽いです。
あと4時間で出力終わり。
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posted by エイ at 17:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小さな工作