某カヌークラブから依頼されたパーツの製作です。
3Dプリンターの空き時間を使って作ります。
ちょっと複雑な形状で強度が必要。
フィラメントは強度のある「ナイロンとカーボンファイバー」複合材を使用する。
強度面で難易度のある製作でした。
これまで幾通りかの試作を行い、どの方向に強度が必要か、自分も分かってきたし客側にも3Dプリンターの仕組みと特性を理解していただいた。
カヌークラブと知恵を出し合い、最良と思われる積層方向が決まった。
横に立てて出力することで必要な強度が出そうだ。
3Dプリンターは空中部分に造形できないので、サポートも印字して造形完了後にサポートを取り除くようにしている。
青い部分がサポートです。
この部分は本体に弱く接着しているので、ペンチやドライバーの先で取り除くことが出来ます。
5cmくらいの小さなものだが、細かい積層ピッチで作るので1個作るのに4時間半かかる。
実際の出力
自分の小さな工作は、BRAUNシェーバーの電池交換です。
使いやすくてお気に入りのシェーバー。
15年以上使っており、刃の部分も交換して使い続けていたがついにバッテリーが弱ってきた。
中を開けてバッテリー交換を試みた。
失敗したらしょうがないので新しいのを買おう。
カバーを外すのはなかなか難しかったが、ネットで探してみると分解した先人を見つけたので、ありがたく参考にさせてもらった。
単三形ニッケル水素電池が2本使われていたので、エネループに交換した。
シェーバーは見事に生き返り、以前よりもバッテリーが強化された。
よしよし。